尿素20%配合のクリームを手足に塗ったら、皮膚が黄色くなりました。
原因として考えられることはなんでしょう?
また、同じような症状になったことがある方、いらっしゃいますか?
食事やサプリで摂取している栄養素の中に、カロテン(カロチン)という栄養素があります。ニンジンなどに含まれる黄色い色素です。
このカロテンは体内をゆっくり廻って肝臓や体脂肪に蓄えられ、必要に応じて小腸でビタミンAに変換されていきます。
体内に変換されないカロテンが多いと、汗などと一緒に外に出て行くので、皮膚(角質)が一時的に黄色くなります。
(ミカンなどを食べ過ぎると黄色くなりますよね?摂取過剰が治まると治るので、過剰による心配は要りません。)
手のひら・足裏などの、角質層の厚い部分は特に色をはっきり感じやすいです。
質問の本題に入ります。
尿素には塗布した箇所に水分が集まり、角質を柔らかく、ターンオーバーを自然に促す作用があります。
おそらく、今、質問者さんの体内にカロテンが多く、尿素クリームで手足の角質層に水分が集まったことから、黄色く見えているのだと思われます。
角質層が柔軟になり、黄色く変色した角質がターンオーバーで自然に剥離していくと気にならなくなるでしょう。
また、カロテン摂取が一時的に過剰になっているだけであれば、それで治まると思います。
ニンジンとかかぼちゃ・ミカン・乳製品などの黄色い食品のほかに、加工品の色素としても使われていて、尿素を使ってなくても摂取量がビタミンAへの変換量を超えると出てくる症状なので、あまり気になさらなくても大丈夫ですよ。
私も足の裏はたまに出てきます。
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