2012年3月21日水曜日

バターの大量摂取と健康

バターの大量摂取と健康

インドで暮らしているのですが、料理に使う油は殆どがバター(バターを煮詰めて完全に水分を飛ばしたもの)です。植物油の方がバターより健康に良さそうなイメージがあるのですが、実際はどうなのでしょう?

コレステロールが高くなるとか、生活習慣病になりやすいとかの心配はどうなんでしょう。



普段飲んでいる牛乳が、絞りたてのクリームたっぷりの牛乳なので、l牛乳を飲む限りはバターが副産物として出来てしまいます。でも健康のことが気になる今日この頃。ちなみに4年近く、バターで料理をしていますが、今のところ体脂肪率は19前後で、標準体型です。







マーガリンと違ってバターは天然素材のミルクから脂肪分を取り出して固めたもの。

とってもピュアな素材なのです。ビタミンAもとっても豊富。それに、バターの脂肪分は、とっても良質なんです。

バターの成分は、80%が乳脂肪。

乳脂肪は油脂の中でも一番消化がいい油脂で、その消化率は、なんと97~99%。赤ちゃんやお年寄り、胃腸の弱い方にも安心なんですよ。



でも、コレステロールが気になるわ、という方。コレステロールは「敵」と決めつけないでください。

そもそもコレステロールは細胞膜を作ったり、神経やホルモンを作ったり、カルシウムを吸収するビタミンDの材料となる大切なもの。

血中濃度が高まると、動脈硬化の原因になったりするので過剰な摂取はいけませんが、血中のコレステロールを高めるのは、食物から摂った量ではないのです。

肝臓で作られるコレステロールの量が問題なのです。

あくまで「適正範囲以内では」という話ですが、その範囲ならコレステロール値が高い方が長寿という報告もあるんですよ。

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