低脂肪乳というのは脱脂粉乳にクリームと水を混ぜて作ったもので本来の牛乳とは違う飲み物になっているようですが、牛乳と低脂肪乳を常用してどっちが身体にいいですか?合成の低脂肪乳は身体によくないですか?
乳業メーカー社員です。
厚生労働省省令では、低脂肪牛乳は、脂肪分以外は普通の牛乳とほとんど規格が変わりません(脂肪分0.5~1.5%であることが条件)。
そのため、普通の牛乳から脂肪分を抜くだけですが、ビタミンAやDが少なくなります(カナダでは1976年より、低脂肪牛乳へのビタミンD添加が義務付けられています)。
他の方法でビタミンAとDを補うことができれば、低脂肪を使い続けても問題無いでしょう。
低脂肪牛乳と低脂肪乳で異なります。
低脂肪牛乳は生乳から脂肪分を除いたものなので、栄養価としては乳脂肪分とそれに含まれる脂溶性ビタミン(A,D,E,K)などが少なくなるだけで、牛乳とほとんど差が無いので気にすることはないと思います。
低脂肪乳(乳飲料系)は、メーカーによって作り方がさまざまなので一概に言えませんが、ビタミンを補強したり、カルシウムを補強しているものなどがあります。
どちらが良いかは、質問者様が健康にいいものとはどういうものかの定義によって大きく変わってきますのでなんともいえませんが栄養成分的には、乳飲料のほうが補強さfれている場合が多いです。
ビタミン類は合成系が多いですが、体にとっては天然も合成も同じです。言葉のイメージが違うだけで、構造がまったく同じなので、体は区別しませんので安心を・・・。
低脂肪乳は、普通の牛乳から乳脂肪分を除去することで作ります。
わざわざ脱脂粉乳とクリームを作ってから水と混ぜるなど、そんな手間のかかることをしているメーカーはないか、またはかなり希少と思われます。
栄養価は、製造工程が少ない分、普通の牛乳の方が高いとは思いますが、その差はわずかで比較する意味はほとんどありません。
なお、「体によくない」かどうかを調べるには、低脂肪乳は「合成食品」と呼べるほどの合成は行っていないため、「合成」とは何かをお決めいただく必要があるかと思います。
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